引越しの諸手続き

こおりやま住まい情報 6月号(H15.5.20更新)

住民票

「住民異動届」は市役所・役場で行う。引越し前、まず現住所地の役所で「住民異動届」を提出し、「転出証明書」をもらう。引越し後、14日以内に転居先の役所へ「転出証明書」を提出し、転入届をする。

印鑑登録

印鑑登録は転出届を出すと自動的に抹消されるので、印鑑登録証のカードは速やかに返還する。新たに印鑑登録する場合は、転居先の役所で手続きをする。

小・中学校の転校

引越し前、現在通っている学校から「在学証明書」と「教科書給付証明書」をもらう。
役所へ転入届と一緒に「在学証明書」を提出すると、教育委員会から「入学通知書」が届くので、「在学証明書」と「教科書給付証明書」と一緒に、新しい学校へ提出する。

電気

引越しの2、3日前までに、電力会社へ連絡し、住所、氏名、引越す日時、領収書のお客様番号を知らせる。引越し後、ブレーカーに付いているハガキに、入居月日、住所、氏名、使用当初のメーターを記入して送る。

ガス

引越しの2、3日前までに、ガス会社へ連絡し、住所、氏名、引越す日時、領収書のお客様番号を知らせる。同時に、引越し先のガス会社へも新しい住所、氏名、現在使用しているガスの種類を知らせる。

水道

引越しの2、3日前までに、水道局へ連絡し、住所、氏名、引越す日時、お客様番号を知らせる。同時に、引越し先の水道局へも新しい住所、氏名、使用開始日を知らせる。

電話

引越しの1週間前までに電話会社へ連絡し、住所、氏名、引越す日時、移設希望日を知らせる。異動時期には手続きが殺到するので早めの手続きを。

運転免許証

同じ都道府県の場合、転居先を管轄する警察署へ運転免許証と住民票を持参し、住所変更の手続きをする。他の都道府県から転居した場合は、転居先を管轄する警察署へ運転免許証、住民票、写真を1枚持参し、住所変更の手続きをする。

自動車・自動二輪の登録変更

同じ運輸支局管内での住所変更の場合は、車検証、新しい住民票、車庫証明書、印鑑を持参し、登録変更をする。他の陸運支局管内へ転居する場合は、現車、車検証、新しい住民票、車庫証明書、印鑑を持参し、新しいナンバープレートと車検証を発行してもらう。

蓄犬登録

引越し前、役所または保健所へ印鑑を持参し、廃犬届けを提出する。引越し後、転居先の役所または保健所へ旧蓄犬鑑礼メダル、狂犬病予防注射済証と印鑑を持参し、再登録する。

銀行

遠方や転出先にその銀行が近くにない場合は、解約した方がよい。通帳とカード、印鑑を持って、口座のある銀行で解約の手続きを行う。公共料金等の引き落としや定期預金などがある場合は、その都度窓口で確認しよう。

郵便局

引越し前に郵便局または役所へ転居届を提出し、最寄りの郵便局にある転居用のハガキに必要事項を記入し投函する。郵便貯金は、貯金通帳と届出用の印鑑を持参し、住所変更の手続きをする。

転居時のあいさつとハガキの書き方

近所の方々へのあいさつ

これから何かとお世話になったり、教えてもらうこともあるので、転居のあいさつは不可欠。一戸建ての場合は両隣りや向かいの家へ。アパートやマンションの場合は階の並び、上下階の家へ伺うこと。この時に自分の名前と何号室に引越してきたかを伝える。勤務先の名刺を持参したり簡単な自己紹介をすると親切。出来るだけ引越し後1週間以内に済ませるように。何事も最初が肝心だ。

転居ハガキの書き方

(1)ハガキは引越し後2週間以内に出そう。
(2)転居先の住所が読みにくい場合はふりがなを。新居までの簡単な地図を入れると一層親切。
(3)余白部分へ手書きのメッセージを添えることも大切。
(4)絵はがきや手作りのカードなどで送るのも良い。

上手な引越しテクニック

段取りの良さと当日の上手な指示が、引越しの成功のポイント!!

上手な引越しを決めるのは、やはり当日の進行が大切。準備を万全に整えて引越し当日に備えよう。当日は、手伝いの方や引越し業者さんたちへ、全体の指示を出す立場なので、個人的なことは早めに済ませておくこと。当日は動きやすい服装で、テキパキと行動をすること。当日必要なものはひとまとめにし、準備をしておくと良い。また、引越しの手順やスケジュールを掲示しておくと、作業もスムーズになる。軍手や雑巾などはもちろん、輪ゴムやメモ用紙、お湯の入ったポット、お茶、おやつ、割り箸や紙コップ、紙皿なども用意しておこう。